福岡西区の秋・・・(神在神社、平原遺跡、水無渓谷、雷山千如寺)。
2017年 10月 23日
平原遺跡の周辺を調べていましたら、近くに神在神社があり、最近になって「神石」が公開されて、パワースポットとして訪れる人が増えているそうですので、興味津々で一緒に見学することにしました。神在神社から数十メートル離れた竹藪の中にビックリする様な巨石が鎮座していました。高さ3m、周囲16mの巨大な石(推定200トン)には圧倒されます。
「神在」(かみあり)という地名は、神功皇后が「霞たなびき、神が在られる」と言ったことから付いたといいます。此処にも神功皇后伝説が存在しました。
昭和40年に発見された平原遺跡は、副葬品は銅鏡40枚、鉄刀1本、ガラス製勾玉やメノウ製管玉などの玉類が多数発見されています。銅鏡のなかには直径46.5センチメートルの内行花文鏡が5枚ありますが、これは日本最大の銅鏡で非常に貴重なものです。また、ひとつの墓から出土した銅鏡の枚数も弥生時代としては日本一で、伊都国王の墓にふさわしい内容です。この墓に葬られた人物は女性、すなわち女王ではないかと考えられています。その理由は、副葬品の中に武器がほとんどないこと、ネックレスやブレスレットなどの装身具(アクセサリー)が多いこと、中国で女性が身につける「耳とう」といわれるイヤリングが副葬されていることです。伊都国王=卑弥呼???。
周囲を囲むコスモスの花がとても綺麗でした。
水無渓谷を歩いてみました。この時期は歩いたことがありませんので、どんな花が咲いているのか興味津々でした。トリカブトやレイジンソウを鑑賞出来ました。
渓谷に咲いていたその他の花々です。オタカラコウ、ジンジソウ、キクタニギク、ヤマゼリ、サラシナショウマ、シロヨメナ。
水無渓谷では、もう少しゆっくりと花散策をしたかったのですが、小雨がぱらついてきましたので、慌てて下山しました。下山後は雷山千如寺の樹齢400年の大カエデを鑑賞しました。紅葉がほんのりと始まっていました。
雷神社の境内の大木の紅葉は、それぞれにまだまだでした。今年は雷山登山と併せて久しぶりに紅葉観賞に再訪するつもりです。
20、21日は残念でした。20日は早朝から男池駐車場にて平治、大船への登山に向けて構えていましたが、雨がなかなか止まずに、3連荘で雨に濡れるのも嫌でしたので、2時間待ちした後に、おいちゃんと花談義をして、100キロ離れた英彦山へとバックすることにしました。英彦山でも狙った花には遭遇出来ませんでした。21日は英彦山に再訪しましたが、またしても雨が降っていましたので、諦めて午後から庭木の剪定作業に専念することにしました。雨に悩まされて走り回った二日間でした。
庭木の赤い実です。ヤマボウシ、ユスラウメ、ナンテン、マユミ、サンシュユ。
庭の片隅でダルマギク、ミカエリソウの花が咲いていました。