由布岳へ花散策登山・・・素晴らしい雲海の展望。
2017年 06月 24日
正面登山口(5:18)~西峰~東峰~正面登山口(11:30)。
行動時間6時間12分。行動距離10.7km。消費カロリー3438kcal。標高差818m。累積標高上り/下り1230m/1143m。行動軌跡はYAMAPへ。
狭霧台からの湯布院市内の展望です。早朝の由布院盆地ならではの風景ですね。何度見ても感動します。
正面登山路付近ではヤマツツジの花が綺麗に開花していました。他の山では既に終了した花ではないかと思いますが、由布岳正面路のヤマツツジは、何故か開花が遅く、毎年この時期に艶やかに咲き揃って登山路を飾ります。この花の旬の開花を鑑賞するのも、この時期の由布岳登山の楽しみの一つです。
雑木林を抜けると、期待どうりの雲海の展望が広がっていました。感動の悲鳴を上げて足が止まります(笑)。
ミヤマキリシマの花は、山路の所々では綺麗な開花状態の花を鑑賞出来ますが、9割以上は既に終焉を迎えていました。今年はかなり綺麗な開花状態でななかったかと推測される程の花付きでした。九重にばかり足を向けずに由布岳にも登って来るべきでしたね。
現在の山路の花の主役は、ベニバナニシキウツギが取って代わっていました。
マタエに到着してヤマオダマキの花を探しましたが、時期尚早でした。オオヤマレンゲの花鑑賞を目的にお鉢回りをすることにしました。今日はスタート時点から身体が重く、マタエまで到着するのが辛かったのですが、「一期一会」の貴婦人を鑑賞すべく、重い身体を西峰に向けて引きずりあげました。
西峰山頂に到着しました。一段と素晴らしい展望が広がっていました。
オオママレンゲの花は10個近く咲いていました。二本の木を合わせれば、数個の蕾もありましたので、後数日間は花を楽しめそうでしたね。
お鉢のルートは前回歩いた時よりも荒れていましたね。梅雨時の多雨で崩落が進捗しなければ良いのですが・・・。
東峰山頂からの展望です。
下山路の雑木林の登山路は微風が引いて心地良かったです。ヤマボウシ、ツルアジサイ、タンナサワフタギが咲き始めていました。
山路で見かけた開花を迎えそうな花々です。ヤマアジサイ、シモツケ、シライトソウ、ヤマオダマキ、ホソバノヤマハハコ。
イナモリソウ、バイカイカリソウ。
由布岳から下山後は、草原にヒメユリを探しに行きましたが、ことらも時期尚早でした。ハンカイソウ、オオバギボウシ、タカトウダイ、ウツボグサ、アソノコギリソウ、キバナカワラマツバ。
メグスリの木は紅葉が綺麗ですので、再度植樹することにしました。前回の木はやっと大きく育ったのですが、虫が付いて昨年枯れてしまいました。花園に植える花木がだいぶ増えてきました。何とかしないといけませんね(笑)。