遠征総括・・・その8(至仏山登山)。
2016年 07月 16日
新宿(22:10)~鳩待峠(5:15)~至仏山~笠が岳途上~鳩待峠(14:40)~新宿
5時15分にバスが鳩待峠に到着しました。直ぐに至仏山に向けてスタートしましたが、時間はたっぷりあるのですからゆっくり行動すれば良かったと後になって後悔しました(性格上無理ですが・・)。
至仏山、小至仏山、燧ヶ岳の展望が森林の間から垣間見える様になってくると気分は最高潮になります。携帯をバス内に忘れたことに気が付いて多少ガッカリ気分になりましたが・・・。
晴れた日に風に揺れるワタスゲの原野を歩きたいと思っていました。やっと遠征最終日に念願叶いました。
イソツツジ、ホソバヒナウスユキソウ、ヨツバシオガマ、シナノキンバイ等が山々の展望を飾ります。
ハクサンシャクナゲ越しに燧ヶ岳の展望です。
鳩待峠から花鑑賞でノロノロしながらでも3時間はかからずに山頂に到達します。此処から尾瀬ヶ原方面へは下山禁止なんですよね~。後から気が付きました。
至仏山頂上に到達です。二年前は時折ガスがかかりはっきりとした展望はありませんでしたが、今日は晴天の下、平ヶ岳、谷川連峰、日光連山の展望が開けていました。
下山は同じルートを下ります。途中で迷いながら笠ヶ岳に行ってみることにしました。分岐から3キロと標識にありましたのでバスの時間まではゆとりがあると思っていました。
笠ヶ岳に向かって30分程歩きましたが、なかなか簡単には辿り着きそうにありません。おまけに道悪で誰にも会いませんから、突然クマが恐くなって引き返すことにしました(笑)
鳩待峠に下山して生ビールを飲んだらもう駄目です。何処にも行く気がせずに3時間以上もバスの待合所で風に吹かれていました。携帯をバス内に忘れていましたので、帰路も同じバスであることを期待していましたが、残念ながら違うバスとのことでしたのでバス会社に連絡して自宅まで携帯を送ってもらうことにしました。この為に上高地へ行く予定は没になり、焼岳登山は7月末の遠征か秋の遠征時に繰り延べすることにしました。今回の登山遠征は至仏山が最後の山になりました。晴天下で花を満喫した最高の一日でした。
山路でみかけた花々の一部です。ハクサンチドリ、マイサギソウ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウ、イワイチョウ、タカネニガナ。
ズダヤクシュ、タニギキョウ、ケナツノタムラソウ、オオバギボウシ、ガクウラジロヨウラク、ホソバヒナウスユキソウ。
ウラジロヨウラク、エゾウサギギク、ヒオウギアヤメ、アカモノ、タテヤマリンドウ、ゴゼンタチバナ。
タカネシュロソウ、ベニサラサドウダン、ウラベニダイモンジソウ、ヒメシャクナゲ、マルバシモツケ、クルマユリ。
イワカガミ、ヨツバシオガマ、ジョウシュウアズマギク、チングルマ、タカネバラ、タカネシオガマ。
ハクサンフウロ、ホソバツメクサ、シナノキンバイ、ムシトリスミレ、タカネナデシコ、オゼソウ。
イワオトギリ、イブキジャコウソウ、シラネニンジン、トリアシショウマ、ユウスゲ。
遠征最終日はJRの一日周遊券を購入して都内を散策しました。築地市場には一度も行ったことがありませんでしたので、移転前に一度は行きたいと思っていました。都知事選の街頭演説があれば小池さんの応援に駆け付けたいところでしたがね(笑)。今年は叔父さん二人とT君の初盆でもありますので築地本願寺にて手を合わせて来ました。永六輔さんと伊藤ユミさんの御二人の訃報のニュースも流れましたので、永さんの葬儀のあった浅草のお寺にも立ち寄り、有難うございましたと手を合わせてきました。昭和がどんどんと終わって行きますね・・・歳をとりました。