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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

遠征総括・・・その3(天城越え)

4日は天城山(万三郎岳、1406m)を歩いて来ました。「伊豆の踊子」に出てくる天城峠は実在する峠ですが、天城山と言う固有の山は実在しません。天城山は天城峠の東側、万二郎岳や万三郎岳一帯を示します。一応最高峰は万三郎岳なので此処に登って百名山の一つとしているみたいです。当日は天城高原ゴルフ場から万二朗岳、万三郎岳、八丁池を経て天城峠に向かう約15キロの道を歩いて来ました。平日の真夏日でもありましたので、登山者に数名しか会うことなく静かな縦走路を満喫出来ました。もう一度訪れてみたい素晴らしい日本百名山でした。
新宿駅(5:02)~伊藤駅(7:45)~天城高原ゴルフ場(8:50)~登山口~万二朗岳~万三郎岳~八丁池~天城峠~修善寺駅~三島駅(16:50)~新宿駅。



JR伊東駅から登山口のある天城高原ゴルフ場までバスで向かいます。一日の運行本数が少ないので時間の調整が難しいです。
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花の少ない山だと思っていましたが、登山路を飾るヤマツツジとコアジサイの群生は圧巻でした。
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最初のピークは万二郎岳(1299m)です。下段の写真は万二郎岳からの展望です。
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真夏日の一日でしたが、山路はずっと樹林に覆われていますので、木陰が多く、時折吹く心地良い風に助けられてそれ程暑さへの苦痛を感ずること無く楽しく歩けました。下記写真は万二郎岳から万三郎岳に向かう途上の展望です。上段の写真はヤマボウシ越しに万三郎岳の展望です。下段はゴルフ場付近の展望です。
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万三郎岳に到着です。山頂から少し下がった場所から富士山を眺めることが出来ました。
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当初の計画では万三郎岳からピストンで下山してレンタカーを借り、伊豆半島の岬や海岸線をドライブする予定でしたが、ゴルフ場に下山するとバスを待つのに二時間もの時間がありましたので、天城峠まで縦走することにしました。天城峠のバス停には3時45分までには到着しないと次のバスは5時10分でしたので、歩調を早めました。八丁池の風情はまさに山中の真珠でした。近くに展望所もありましたので、ゆっくりと立ち寄りたかったのですが、バスの時間に間に合う様に急いで通過しました。
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一度は歩いてみたかった天城峠に到着しました。此処から旧天城トンネルに向けて下山します。
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天城トンネルは不気味なトンネルでした。バス停の場所を間違えてこのトンネルをくぐってしまいましたが、間違えたお蔭でトンネルを往復出来ました。
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トンネルを抜けてバス停とは反対方向に向けて「踊子歩道」をどんどん進んでしまいました。途中でバイクのおじさんに遭遇して道間違いが判明した為に泣きながら戻りました(笑)。
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3時45分のバスに間に合わなくなりましたので、トンネル付近に停車している男性に駅まで送ってもらえないかと打診しましたら、快く修善寺駅まで便乗させてくれました。走行中に伊豆の色んな話も聞かせてくれました。伊豆の山中にて神様に遭遇した気分でした。本当に有難うございました。修善寺駅からは伊豆急で三島に向かい、そこから新幹線で東京に戻りました。憧れの天城越えを歩け、人の優しさに助けられた良き一日でした。
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山路で見かけた花々です。コナスビ、コアジサイ、ヒメウツギ、ツクバネソウ、タニギキョウ、ヤマトウバナ。
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by kabuto1952 | 2016-07-14 07:49 | 日本百名山 | Trackback

by いーさん
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