明星山登山と岩屋城跡の春景。
2015年 03月 29日
炭焼き小屋登山口(9:30)~ひめの新道~明星山山頂(10:25)~沢コース~車駐車地点(11:15)
岩屋城は1586年に島津忠長率いる島津軍と大友軍の高橋紹運との壮絶な攻防戦が繰り広げられて落城しました。豊臣秀吉の九州征伐に対し、秀吉の援軍が到着する前に一気に九州を統一しようと考えた島津軍は、この地に5万の大軍を送り込みます。対する岩屋城の守備兵はわずか736名。高橋紹運は度重なる降伏勧告も拒否し、勇猛果敢に戦いこの圧倒的な戦力差にも係らず、半月もこの地を文字通り死守します。守備兵は全員玉砕、紹運の最後は切腹し腸を相手に投げつけたと伝えられています。かねてより城跡の桜が御来光に染まるのを眺めたいと思っていました。
岩屋城跡からの夜明け前の砥石岳、宮地岳、耳納連山、基山、天拝山、九千部、背振、太宰府市街地の展望です。クリックで拡大出来ます。
桜の満開には時期尚早でしたが、綺麗な御来光を眺めることが出来ました。
「ダイヤモンド愛宕山」です。朝日が宝満山頂に昇るのを眺めてみたいですね。
朝日が照らす桜と慰霊碑からの背振山の展望です。
岩屋城跡の土手には沢山のツルニチソウが咲いていました。
岩屋城跡から久留米に向かい、明星山に登りました。炭焼き小屋コースから沢コースを周回しました。車を何処に駐車しようかと右往左往してしまいました。
ひめの新道には「やまんばのザブトン」「お休み処」「たぬき岩」等の名所??があるらしいのですが、何も分からずに通過してしまいました。
山頂からは素晴らしい展望が広がっていました。下記写真は久留米市内と背振山系の展望です。写真に写っておられる方からお菓子とリンゴをいただきました。有難うございました。
山頂には、海外登山150回以上を記録された脇坂氏を偲ぶ「脇坂桜」が植樹されています。もう直ぐ開花しそうでした。
明星山の登山路に咲いていた花の一部です。オランダミミナグサ、セントウソウ、ヒメウズ、スミレ、ホトケノザ、ムラサキケマン。
明星山から下山後は八女に向かい雌・雄岳に登る予定でしたが、暑くなってきましたので日田へと帰宅しました。田主丸で三種類の花木を購入しました(1500円)