紅葉に染まる日本百名山六峰・・・その5(安達太良山)
2014年 10月 14日
*地図の上では、その一連の峰に、箕ノ輪山、鉄山、矢筈ノ森、和尚山などの名が付されて、その中央の乳首のような円錐峰が安達太良山となっている。(略)しかし万葉集や智恵子が安達太良山と見たのは、その小さな乳首だけでなしに、その全体を指してのことだろう(深田久弥)。
奥岳登山口(10:00)~薬師岳(1370m)~山頂(1700m)~勢至平~奥岳登山口(16:10)
ゴンドラが動きませんので、標高差430mを歩いて登りました。登山慣れした人には何でもない遊歩道でした。残念だったのは、時間短縮の為に、山頂からくろがね小屋への下山ルートを若干変更したことでした。
薬師岳への登山道周辺の紅葉はピークを過ぎていましたが、まだまだ艶やかで素晴らしいものでした。
薬師岳からの山頂の展望です。安達太良山には乳首山との別名があります。下記写真の一番左側の山頂がピークになりますが、周囲からピョコンと突き出た様になっています。
薬師岳から山頂に向かいます。薬師岳からの標高差は300m程度ですから、ゴンドラを使用すれば、楽チンな登山になります。
山頂に到着です。岩場の上は強風で飛ばされそうでした。智恵子の言う「ほんとうの青空」は曇天で雲間に少ししか見えませんでした。
山頂には小さな祠がありました。とにかく凄い強風でしたので、直ぐに岩場から下りました。下記写真の下段は山頂の岩場から眺めた和尚山(1602m)、前岳(1340m)の展望です。
下山は当初の予定とは変わって、竈山(1548m)の山麓から遊歩道に下りました。