熊群山と沓掛山登山と春の妖精達。
2014年 03月 29日
熊群神社参道入口(9:10)~熊群山頂~熊群神社参道入口(11:00)
9時に登山口で待ち合わせをしまたので、それまでに雨乞牧場周辺を散策しました。野焼き跡には、やっとキスミレが咲き始めただけで、オキナグサやエヒメアヤマ等は全く見かけることが出来ませんでした。
熊群山は意外にハードな山でした。上宮までの山路も勘違いをして、周辺部をウロウロしてしまいました。熊群神社は、江戸時代には庄内藩の祈願所として尊崇され、今でも商売繁盛の御利益があるとして里人の信仰が篤いそうです。
鬼が一夜にして築いたと伝えられる急な石段や、上宮背後の絶壁を登り上がる鎖場はなかなかの試練でした。
急坂を登りきると素晴らしい展望が開けてきます。テープを頼りにして、数百メートル程快適な雑木林を歩けば、熊群山の山頂に到達します。
熊群山の登山路で見かけた花です。ショウジョウバカマ、ヤマルリソウ、サバノオ。
下山後は男池に向かいました。途中の白水鉱泉にも立ち寄りました。水芭蕉、カタクリの花が早くも咲いていました。
道路沿いのユキワリイチゲの群生も鮮やかに開花して素晴らしく綺麗でした。この場所のユキワリイチゲは他の場所よりも青色が鮮やかで綺麗ですね。
男池では、アズマイチゲやユキワリイチゲが開花を始めていました。イワネコノメソウやシロバナネコノメソウも男池に春の便りを運んでいました。
男池でNさんとは別れて、私だけで、沓掛山で夕焼けマンサクを鑑賞することにしました。夕方まで時間がありましたので、某所にアズマイチゲを鑑賞に行きました。ビックリするくらいに群生が広がっていました。キクザキイチゲもあるとのことでしたので、探してみましたが見つかりませんでした。
マンサク谷はやっとマンサクの黄色が目立ってきました。ぼんやりとした夕暮れでしたので、マンサクはそれ程黄金色には輝きませんでした。
沓掛山周辺部からのマンサク越しの展望です。ツクシシャクナゲの花芽が沢山付いていました。