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そうだ!山に登ろう

登ってきました!あの山この山!

雪の英彦山へ・・・

今週末はまた大荒れの予報です。吹雪いてる山には登りたくありませんが、寒さの為に家でごろ寝ばかりしているとすぐに体重が増えてきます。意を決して、近くの岳滅鬼山か英彦山に行くことにしました。岳滅鬼に向かう早朝の中山林道は積雪で道が見えませんでした(笑)。引き返して英彦山を目指すことにしましたが、野峠が通行禁止と聞いていましたので、杷木から入ることにしました。小石原を過ぎる辺からみぞれが完全に雪に変わりアッと言う間に道路が真っ白に積雪していきました。「こんな吹雪いてる日にわざわざ山に登ることはないのに・・・」自問自答しながらの運転でした(笑)



早朝の小石原道の駅です。雪がシンシンと降って寂しいです。「さいはての駅に降り立ち雪明り・・・」啄木の歌を思い出しました(笑)
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豊前坊から先は通行止めになっていましたので、これ幸いに登山中止を決めました(笑)快方に向かう天気であれば登りますが、翌日にかけて大荒れ風雪の予報ですので、単独では無理をしたくありません。
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杷木まで来ましたので、近くにある「九州西国霊場」を三か所訪問してきました。「九州西国霊場は日本最古の観音霊場であり、英彦山霊泉寺(天台宗)を一番札所として始まります。種田山頭火は「風の中 声はりあげて 南無観世音」と七年かけて1000キロに及ぶ三十三の霊場を巡ったそうです。私は安易に車で巡ります(笑)英彦山霊泉寺は銅鳥居左手に復興されています。
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本堂には千手観音菩薩像が安置されています。
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霊泉寺の次に20キロ離れた田主丸にある19番札所の石垣山観音寺(天台宗)に向かいました。田主丸の南に聳える耳納連山は雪で真っ白でした。観音寺は鷹取山(802m)の麓にありました。
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明日が豪壮な火渡護摩供らしいです。毎年1月の第三日曜に行われるとのことでしたので、一日違いでした。残念でした。
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観音寺の境内には樹齢350年のハルサザンカの大木があります。「牛鬼の手」のミイラと言う珍品も秘蔵されています。
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観音寺から10キロ離れた、同じ耳納連山の麓にある18番札所の観興寺(曹同宗)に向かいました。
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本堂に安置されている千手観音菩薩像は鎌倉後期作の秘仏で、御開帳は十二年に一度、亥年の春として決まっているそうです。
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田主丸まで行きましたので、必ず立ち寄るのは植木屋です。植木屋の主人が私の服を見て、何処の山に登ったのか尋ねてきました。そこから30分ほど山談義に花が咲きました(笑)購入したのはセンリョウ、ヤブコウジ、バイカウツギです。100円だけまけてくれました(笑)
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昼頃からは雪が激しく降り始めて、裏山もアッと言う間に真っ白になりました。明日にかけて九州の山間部は物凄い積雪になりそうですね。来週の晴れ間が楽しみです。
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by kabuto1952 | 2011-01-15 17:12 | 英彦山 | Trackback

by いーさん