四国の山二日目(平家平~冠山)
2010年 05月 11日
登山口の住友フォレスターハウスです。住友林業発祥の地です。周囲には沢山の高山植物が育生されていました。
住友の森を抜けていきます。明治時代は木炭輸送路で牛馬が通った道らしいです。何箇所か丸木橋があり、雨後は滑って危険でした。
この日の天気予報は午後から晴れとのことでしたが、平家平の山頂付近からはまた風雨が強くなってきました。
ブナの原生林が幽玄の世界を醸し出していました。
平家平(1693m)への縦走路は笹で覆われた素晴らしい展望の開けた路でした。
平家平山頂では物凄い強風が吹いて顔が痛かったくらいでした。
冠山山頂です。晴れていれば石鎚山までの展望が開けるらしいです。石鎚まで縦走してみたいですね。
冠山から一の谷越への下山途上ではアケボノツツジが開花していました。
この日の楽しみは、「なすび平」でカタクリの大群生を見ることでしたが、残念なことに既に花園は「宴の後」でした。
フォレスターの森に下山した頃になってやっと快晴になってきました(笑)・・・・「また登っておいで」と言うことですね。素晴らしい四国の山でした。紅葉の秋には石鎚山と併せてまた来るつもりです。
翌日フェリーに向かう途中で、「えんとつ山」に登りました。四坂島に精錬所が移る前までは、この地で銅の精錬が行われたそうです。周囲にはかって世界一であった別子銅山の遺跡が沢山あります。
えんとつ山から新居浜市内の展望です。
四国へは往復フェリーで渡りました。秋には車で「しまなみ海道」を渡るつもりです。昨年の秋は私の企画で一緒に登った方々に大顰蹙を買いましたが(笑)懲りずにまたやってきます。賛同出来る方がいらっしゃいましたら是非一緒に四国に渡りましょう!宮崎の皆さん大変お世話になりました。御陰様で憧れの四国の剣を歩くことが出来ました。深く感謝いたします。