「青春の門」登山
2010年 03月 14日
香春岳は小説「青春の門」の舞台として有名な山で、いつかは登りたいと思っていました。左から三ノ岳、ニノ岳、一ノ岳です。登れるのは三ノ岳です。一ノ岳はセメントの原料として石灰岩の採掘が進んでいるために、山容のほとんどが消失しかけています。
採銅所駅は無人駅です。日田彦山線は学生時代には良くお世話になっていました。遅刻するのが悪いのですが、当たり前のように誰も待っててくれませんでした(笑)この時点で五徳越峠から登ることに決めました。
最初に香春岳を目指します。ゴルフ場の狭いフェアウェイを歩いてるような感覚でした。
「岩登りコース」と「ファミリーコース」があります。男の子ですから「岩登りコース」を歩いてみます(笑)
低山ですから岩登りと言ってもたいしたことはないと思っていましたら、意外や意外!なかなかハードな岩登りが続きます。
登山口を見下ろします。なかなか高度感があります。今日は長崎から集団バスで登山に来られていました。
山頂付近の石灰岩柱は注意して歩かないと危険です。
山頂です。展望は360度に拡がります。
山頂からニノ岳、一ノ岳の眺望です。ニノ岳は登山禁止ですが、歩いていけそうです。
ニノ岳まで歩いて行きましたが、途中雨がパラツキだしたので、急いで下山することにしました。
下山はファミリーコースを歩きました。9時半過ぎにに下山しましたが、雨が激しくなりましたので牛斬山には登らずにスタコラ帰福しました。筑豊は私を育てていただいた有難い土地です。誰以上に周辺の風景に懐かしさを感ずるものがあります。30年近くにもなりますので、当時のお客様はほとんど亡くなられていますが、もう一度八木山を越えようと思いました。
帰りに飯塚で「筑豊富士(ボタ山)」の登山口を確認しました(笑)天気の良い日に登ってみたいですね。「織江の唄」でもこのボタ山が歌われています。